今回は、ネットで安く買い物するならどのサイトが一番お得なのかを検証してみました。
対象は「アマゾン」「楽天」「ヤフーショッピング」の3大通販サイト。
ですが、結論から先に言うと、総合的に安く買えるのは「アマゾン」です。
年配の方には楽天ユーザーも多いですが、価格面で比べてみると損をしているケースも少なくありません。
実際の価格を具体例で見ていきましょう。
価格比較|本当に安いのはどこ?

まずは人気家電から。
「ダイソン スティッククリーナー V8 Slim Fluffy」を3サイトで比べると、楽天とヤフーはどちらも31,600円(税込・送料込)。
一方、アマゾンでは29,800円と圧倒的に安い結果でした。
しかも、メーカー直販で出品されているので安心です!
さらに日用品の「スクラビングバブル(3本セット)」では、楽天1,018円、ヤフー981円、アマゾン798円。
毎日の生活に欠かせない商品ほど、価格差がハッキリ出ています。
このように同じ商品でもアマゾンは安いケースが多く、利用者からも「楽天は高い」と言われる理由がここにあります。

販売価格は2025年10月2日調べです。
では、なぜ楽天やヤフーよりアマゾンが安いのか、その仕組みを解説します。
楽天・ヤフー・アマゾンの手数料と配送の違い
ネット通販の販売価格には、実は「店舗が負担する手数料」や「配送コスト」が大きく関係しています。
例えば、同じ商品を10,000円で販売した場合、各サイトの手数料は以下の通りです。
- 楽天:約1,900円
- アマゾン:約1,900円
- ヤフー:約750円
手数料だけを見ると楽天とアマゾンは同額なのに、なぜアマゾンが安く売れるのでしょうか?
その答えは「配送システム」にあります。
アマゾンには「FBA(フルフィルメント by Amazon)」という倉庫・配送サービスがあり、出品者が商品を預けておけば、注文が入った時点でアマゾンがまとめて配送を代行します。
60サイズの荷物なら全国一律500円前後で配送でき、出店者にとっては大幅なコスト削減になります。
一方、楽天やヤフーでは店舗が自分でヤマト運輸やゆうパックに出荷するため、送料は最低1,000円、沖縄など遠方だと2,000円以上。
これが商品価格に上乗せされているのです。
さらに楽天は「ポイント還元率が高い」というイメージがありますが、その原資は店舗負担。
つまり、ポイント分をあらかじめ商品代に含めている場合が多いのです。
ヤフーは楽天より手数料が低いため、10%程度安い設定の商品もあります。
また、付与ポイントをその場で使えるので、購入時の割安感が得やすいのも特徴です。
アマゾンが安い理由と注意点
結論として、アマゾンが安いのは「配送コスト削減」と「売れる仕組み」があるからです。
FBAを活用すれば送料が抑えられ、出品者も価格を下げやすい。
そしてアマゾンは販売力が強いため「売れるから安くできる」という好循環が生まれています。
ただし注意点もあります!
アマゾンは品薄や希少品になると価格が急騰することがあります。
私は、普段の生活用品を「アマゾン一択」と言えるほど利用してきました。
ただし、コロナ以降はお酒類に関してヤフーが最も安価なケースが多く、家族が飲む分は全てヤフーで購入しています。
3,000円以上する商品に関しては、毎回3サイトを比較して注文しますが、楽天で購入した経験はこの7年間一度もありません。
ネット通販は「どこで買うか」で大きく節約につながるので、ぜひ上手に使い分けてみてくださいね。
まとめ
ネット通販で安く買うなら「アマゾン」が最有力。
- 日用品や定番商品 → アマゾンが圧倒的に安い
- ポイントを活用したい → 楽天やヤフーも検討
- 希少品や在庫状況 → 3サイト比較が必須
このように用途に応じて選び分けるのがベストです。
忙しい日々でも、ちょっとした工夫で家計の負担は大きく変わります。
わたし自身、昨今の物価高に対して「賢く節約する暮らし」を意識しています。
皆さんもぜひ、次のお買い物で実践してみてくださいね。
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